1900年代初頭から60年代頃まで農機具の主要な動力源だった発動機が、今では使われなくなり置き去りにされているのを憂い、大事な「歴史的遺産」の保存活動に取り組んでいます。
会長の白井さん宅には、大小さまざまな200台以上の発動機が収納され、さながら発動機博物館です。
外国から輸入され、日本でも製造されるようになった発動機は、高価なものでは家一軒分。
畑や山に放置され土に埋もれていた発動機や、納屋の片隅で錆びて埃だらけになっていた発動機を引き取り修復しています。止まっていた時間を取り戻した発動機は、全国各地の運転会で独特な運転音を響かせています。