2016.07.13

【むすび隊 山古志】 日本の文化『錦鯉』

錦鯉は、食用として飼われていた真鯉から、突然変異で色のついたものが生まれたのが始まりで、山古志を含む二十村郷(にじゅうむらごう)と呼ばれていた地域が発祥といわれています。現在でも養鯉業は山古志の大切な産業であり、家業を継ぎ若い人たちが多く携わっている産業でもあります。

 


錦鯉①錦鯉③


また錦鯉は平成26年10月23日に、長岡市と小千谷市の「市の魚」になりました。これを機に、日本の文化としての錦鯉を再興しようと、長岡市錦鯉養殖組合青年部の皆さんが様々な取り組みを行い、普及活動に努めています。錦鯉を気軽に鑑賞できるように、やまこし復興交流館おらたるやアオーレ長岡に大きな水槽が設置され、訪れる人を魅了しています。

錦鯉④

 

生産された錦鯉の約8割が海外へ輸出されていて、世界に向けて発信力の高い文化・産業でもある為、ジャパンブランドとしてのPR活動も行っています。

発祥の地の誇りと情熱を持ち、生産者たちは美しい錦鯉を生み出しています。

 

 

 

p6-7【山古志】川上さん

【著者プロフィール】
・名前 川上沙織
・生まれ育ち 山古志
・得意なこと 辛いものを食べること