2014.09.03

【今日どう?通信 次世代の長岡に繋ぎたいもの】 

今日は朝から、山古志の団体さんのところにお話を伺いに行っていました。
山古志まではアオーレから車で30分ちょっと。
そんなに離れていないのに、山にのぼるとあっという間に景色の変わる私の好きな場所です。

今日の団体さんとの会話の中で印象的だったことがあります。
いろんなスポーツを通じて交流を広げている団体さんでしたが、大切にしていることは何かと尋ねたら、答えは「NEXT(次世代)」とのこと。

50~60代が土台を作り、40代が元気な見本を見せて、30代が新しい発送を形にして、20代の声をみんなで聴く。

多世代が楽しく交流するために、各世代が役割をもって若者の意見を尊重する。
そんなステキな構図ができていました。

世代が違えば、育った環境も違えば価値観も違う。
それはどこの世界も同じことだと思いますが、大切にしたいことを共有するということ。
つまり次世代に元気をつなぐということを大切にして、それぞれができる役割を担っていく。
なんだか、いい関係性ができていて、きっと今後も次世代まで続いていくんだろうなと感じました。

次世代に残したいものって、皆さんは何がありますか?

私はこの風景とかが大好きです。
この写真に写っている景色は、「自然がいっぱい」という印象を持ちますが、田んぼや畦、池や道路など、そこの人たちが暮らしていくために自分たちで作り上げた景色です。
その暮らしの背景が見える景色がとても好きです。
だから、50年後に景色が変わっているかもしれなくてもいいのす。暮らしの足あとや知恵が見えるような景色が、次世代にも感じてもらえるような景色として残ってほしいなと。

次世代に残したいものがあって、それを共有する。それで行動する。
それだけで協働の始まりだと思いませんか。

気軽な会話からでもいいので、次世代に残したい大切なものを語り合うところから何かが始まるかもしれませんね。

【樺沢】

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