活動Pick Up!|ぴたっ!と抱っこの会
長岡市内で活動する団体を訪問!
今回は、『ぴたっ!と抱っこの会』さんにお話を伺いました。
◆どんなことをしている団体ですか?
抱っこやおんぶで悩む方に寄り添い、大人と子どもの双方にとって安心できる負担の少ない抱っこ・おんぶをお手伝いしています。
新型ウイルス流行以前は、子育ての駅ぐんぐんで月に一度抱っことおんぶの相談会をしていた他、リクエストに応じて抱っこ紐の使い方・調整方法や会所有の各種抱っこ紐体験など個別に出張講座をしていました。
◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
産前にベビーラップという一枚布の抱っこ紐とベビーウェアリングという言葉に出会って抱っこやおんぶが嬉しい楽しい!と感じていた時、「身体への負担から抱っこするのが苦痛」「早く歩けるようになってほしい」と悩む方がいたり、抱っこ紐使用中の悲しい事故も多いことを知りました。
ポイントを押さえて抱っこ・おんぶが出来れば、身体の負担減や赤ちゃんの発達にも良いだけでなく、親子の心にも良い作用があることが分かってきています。自分が学んできたことを子育て世代の方や支援者さんにシェアできれば、生活がラクで楽しくなる親子が増えると思ったことがきっかけです。
まだ設立から約一年ほどで、活動はこれから広げていきたいと思っています。
◆どんなメンバーで活動していますか?
主に代表の松本が活動していて、子育ての駅の運営委員同士だったママ友にサポートしてもらっています。
◆周囲の反応や、やっていてよかったこと、大変だったことなどを教えてください
抱っこ・おんぶの悩みは「誰でもこのくらいは辛いもの、育児にはつきもの」と自分さえ我慢すればいい、赤ちゃんのために頑張らなきゃ!とムリをするのが当たり前になってしまっているママが多く、なかなかこちらからサポートします!と介入するのは難しいなと最初は思っていました。
ですが相談会の回数を重ねるうちに「こんなに簡単に楽になれるなんて!」と好評の声を頂けるようになり、それを見た他の方も来てくれるようになりました。
「こうして抱っこすると、(自分の子が)もっとかわいい!」とママの表情が明るくなったり、抱っこやおんぶされた赤ちゃんがご機嫌になったりすぐ寝たりするのを見ると、こちらもすごく幸せな気持ちになります。
◆今後の活動を教えてください
今後は直接子育て中の方からの相談を受ける他に、親子の支援に関わる活動をしている方向けの研修を開催して、より抱っこ支援が地域で子育てをする方の身近な存在になるよう活動していきたいです。
◆その他(募集中・告知したい・困ったことがある 等)
5月26日10-11時、親子のふれあい教室【ぽっぽ】さん主催で初のオンライン講座を開催します。外出を控えてお家で過ごす時間が長くなる中で、抱っこの機会も増えているのではないでしょうか?抱っこの時間を変えるチャンスかも知れません。
(詳細 https://ameblo.jp/nikoniko1002/entry-12593945444.html)
本記事は、らこって2020年6月号でご紹介しています。