長岡市内で活動する団体を訪問！
今回は、「 なかのしま茶会実行委員会」さんにお話を伺いました。

どんなことをしている団体ですか？

子供達に、日本の伝統文化とも言える茶道を体験して貰い、ふるさとに愛着を持って貰いたい。また、地域の人達から、気軽に茶道を楽しんで貰いたいとの思いから、「ふる里伝え隊」・「ひまわり茶道倶楽部」・「なかのしま茶道サークル」の3団体が協力して、中之島文化センターの茶室と和室を使って茶会を行っています。

活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

子供達にふるさとに愛着を持って貰いたいとの思いから小学校に月1回お昼休みに訪問し、中之島の偉人の紹介や地域に伝わる伝統行事等の話をしています。
子供達と触れ合う中で、感性豊かなこの時期に是非とも日本の伝統文化とも言える茶道を体験して貰いたいと感じました。
「ふる里伝え隊」のメンバーの中に、お茶を学んでいる方がいましたので、その人達の力を借りて子供達と保護者を対象としたお茶会を令和4年11月13日に初めて実施しました。
会場の中之島文化センターには、地域の宝物とも言える本格的な茶室があるので、地域住民の方にも楽しんで頂きたく茶室を使っての茶会も併せて実施しました。

茶会への参加者から「是非、来年も開催して欲しい」との要望が多数寄せられた事から「ふる里伝え隊」とメンバーが別途活動している「ひまわり茶道倶楽部」・「なかのしま茶道サークル」が連携し「なかのしま茶会実行委員会」を立ち上げ、令和5年11月12日に茶会を開催することとしました。

どんなメンバーで活動していますか？

中之島中央小学校で月1回、お昼休みに訪問して中之島の偉人の紹介や地域に伝わる伝統行事等の話をしている「ふる里伝え隊」と中之島文化センターで茶道サークル活動を行っている「ひまわり茶道倶楽部」・「なかのしま茶道サークル」が連携して「なかのしま茶会実行委員会」として活動しています。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

令和4年11月13日に初めて茶会を開催しましたが、大寄せの茶会の為、道具を揃えることに苦労しました。特に茶碗は、友人等から借りるなどしました。
今回は、「長岡市未来を創る市民活動応援補助金」の交付を受けることが出来、補助金で[数茶碗]を揃えることが出来ました。
茶会の参加者から多数寄せられた「是非、来年も開催して欲しい」との要望が、活動の自信となり、かつ、次の開催に繋げるきっかけとなりました。

今後の展望を教えてください。

地域の活性化と各世代との交流を目的とし、無理せずかつお金をかけずに「なかのしま茶会」を地域イベントとして継続かつ定着させたいと思います。
お茶会に出向く事が困難な方もいらっしゃいます。そのような方が茶道を気軽に体験出来るよう福祉施設や高齢者施設等に出向きたいと思います。

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます！ぜひご視聴ください。