活動ピックアップ ACTION

更新日:2025.09.09

みんなが自分らしさを諦めないサポーター | あぴケア新潟

長岡市内で活動する団体にインタビュー!
今回は、「あぴケア新潟」さんにお話を伺いました。

どんなことをしている団体ですか?

がんサバイバーの方々が一人ひとり病気と向き合ってこられた戦友同士の共通点(お悩み)を分かち合える、孤立しないで「1人じゃないよ」「明日も頑張ろう」と思っていただけるようなイベントを企画運営しています。これは私達の合言葉「with you」にもつながっています。

 

活動を始めたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

運営側も元々がんサバイバーで、燕市の基幹病院の先生から「がんサバイバーが外に出かける機会になり、横のつながりが作れるようなことをしてほしい」と言われたのをきっかけに、自分たちにできることやっていこうと2023年7月に団体を結成しました。最初の大イベントは2024年のミライエで開催した「がんFes」でした。
最近は美味しいご飯をみんなで食べながら情報交換ができる機会としてランチ会を定期的に開催しています。

どんなメンバーで活動していますか?

がんサバイバーだった美容師2名と広報担当の3名で企画し、志願して来てくれるボランティアのあぴケアサポーターで協力して活動しています。
あぴケアサポーターはがんサバイバーじゃなくてもOKです。思いや活動を応援してくれるかたならどなたでも歓迎しています。また企業サポーターも募集しています。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

参加者からは美味しいランチと同じ共通点のサバイバー同士で意見交換ができると大変喜んでいただいています。がんサバイバーだから共感できる、ウィッグの話や補正下着の話なども盛んで、みんなが自分らしさを諦めずに、がんになってもおしゃれを楽しめたらいいなとも思っています。
なかなか時間通りいかないこともあり、毎回反省会をしながらアンケートを見返したりして、次回もっといい会になるよう話し合ってもいます。

 

今後の展望を教えてください。

サバイバー同士の交流の場のランチ会だけでなく、がんサバイバー向けの運動や食事の知識などを楽しく学べる企画もやっていきたいです。

今度、「味噌づくり&ヨガ」イベントを開催します。初めて薬膳アドバイザーさんをお呼びして少し食事の大切さなどお話を伺いながら、簡単にできる味噌づくりとがん専門運動指導士によるヨガを学べます。乳がんなどでリンパ節を切除すると腕が上がりにくかったりするので、運動から離れてしまいがちですが、そういった方でもできるヨガを体験できる貴重な機会ですので、多くの方に参加していただきたいです。

 

こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!ぜひご視聴ください。