旧来より1月11日は、大晦日や元旦から閉ざされていた蔵を初めて開き祝う 「蔵開き」という習わしがありました。 その日長岡瞽女たちは町家や商家の門口に立ち、 おめでたい場面をもり立てたといいます。
瞽女は、旅をしながら三味線を伴奏に歌をうたって歩いた盲目の女芸人です。三、四人がグループになり、晴眼の手引きに先導され、昼は民家の戸口に立って門付けを行い、夜は泊まり宿で近間の人たちを集めて一夜語りをし、米や銭など幾分かの報酬を受けて渡世していました。娯楽の乏しい田舎の人たちにとって、瞽女の来訪は待ち遠しいものでした。
新潟県には長岡瞽女と高田瞽女の二派が大きくその組織を形成していました。長岡瞽女は明治時代四百人もの瞽女集団があり、瞽女頭山本ゴイが旧長岡市大工町(現日赤町一丁目)に瞽女屋敷を構え、集団を取り仕切っていました。
イベント名 | 令和参年新春 長岡瞽女 蔵開き門付け |
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日程 | 令和3年1月11日(月・祝) |
時間 |
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場所 | アオーレ長岡ナカドマ、大手通周辺店舗前、Gallery沙蔵 |
主催者 | 瞽女唄ネットワーク |
内容 | アオーレ長岡ナカドマでの出発挨拶、大手通周辺店舗(宝石のミヤコヤ、斎藤尚敏商店、 鍋忠金物店、器の店ふじい)での門付け、Gallery沙蔵での屋内演奏。 |
参加費 | 自由料金(ドネーション)制 |
申込締切 | |
お問い合わせ先 | 0258-46-8054(鈴木) |
備考 |
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