新潟は「食と農」の豊かな地域ですが、担い手不足や高齢化等によりその持続性が危ぶまれ、 地域の衰退にもつながりかねない状況にあります。一方で、現在の日本の農業には、地球温暖化や 自然災害といったグローバルな影響を生み出しているという課題もあります。このような状況の中で、 SDGsの視点から農業にイノベーションを起こすことで、環境に対応しながら、地域の中で持続性のある農業を実現していくことが求められています。
そこで、「食と農」をテーマとする協働に詳しい講師より、SDGsの視点や、全国の様々な事例も交えながらご講演いただき、「食と農」 を軸とした新潟ならではの地域づくりについてヒントを得て、実践につなげるために学びを深めます。
◆内容◆
前半では、市民活動に必要な資金のひとつとして活用されている助成金について紹介します。
●新潟ろうきん福祉財団 2021年度地域社会創造助成事業の紹介
●新潟県地域政策課 助成・補助事業の紹介
後半は講師の青山浩子さんによる講演です。
社会、経済が成熟化したいま、あらためて食と農のつながりを見つめなおし、地域づくりの軸にすえて活性化を図ろうという動きが各地で進んでいます。持続可能な社会の形成にむけ、 SDGsへの取り組みもみられます。全国各地の事例を紹介しながら、新潟県における地域づくりの可能性や方向性を探ります。
■日にち:2021年6月9日(水)
■時 間:18:30~20:15(受付 18:20~)
■参加費:無料
■定 員:80名
■対 象:NPO法人、市民団体、市民活動に関心のある企業・個人