本ゼミは、新任・転職スタッフや、経験が10年未満のスタッフを対象にした企画立案力向上の研修です。
「事業を改善すること」「新しい事業の企画をつくること」に必要な考え方の基礎を習得することをめざします。
NPOの事業や企画の目的は、対象者の人数や売上を向上させることだけではありません。
事業を通じて参加者や支援者といかに継続的な関係をつくっていくか?自分たちはこの事業を通じて誰のどのような変化を起こしたいのか?など、社会的な価値を生み出すことをめざしています。
「参加者やボランティア、関係者などにうまく趣旨が伝わらない」
「事業を継続しているのに、社会や地域の変化が実感できない」
「この事業は、本当に受益者のためになっているんだろうか?と不安」
ーーこうした状態にある担当事業を変えたい方におすすめです。
カリスマNPO経営者だけに任せず、組織全体で企画力が高まる思考法とスキルを獲得しましょう。
講師紹介
土岐 三輪/一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ 共同代表、 グロービス経営大学院卒業(MBA)
大学にて環境問題を専攻。ITコンサルタント、環境・CSRコンサルタントを経て、東日本大震災を機にNPOに転職。東北支援の経済復興事業に従事。その後3年間、海外NGOにてバングラデュの農村における女性の収入創出事業に携わる。帰国後は熊本震災復興支援、社会的インパクト投資NPOを経て、2017年よりSVP東京の事業統括、社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブのワーキンググループおよび事務局。2019年よりソーシャル分野におけるフリーランスとして独立。社会的インパクトを軸に事業開発・実施・振り返りを行う方法論を広めつつ、NPOの伴走支援、SDGsコンサルティングを手掛ける。
対象
- 自団体のイベントや企画の立案・実施に苦労している方
- NPOの企画書提案が難しいと感じている方
- 対象者のニーズを掴み、それをもとに事業や企画を組み立てる手法を学びたい方
- ニーズは把握しているが、対象者に届く企画にならず悩んでいる方
- 社会の変化に対応した、既存事業の改善、新規企画の立案をしたい方
持ち帰ることができる成果
- NPOの特徴を踏まえた事業づくりの考え方の習得
- 事業や企画のPDCAサイクルの回し方の習得
- 企画書を作り上げるプロセスの習得