活動レポート REPORT

更新日:2017.03.15

【開催報告】2/24開催 1日店主のも~れ!長岡「Reのもーれ!」

2月24日(金)アオーレ長岡交流ホールB・Cを会場に『Reのもーれ!』を開催しました。

リデザイン、リノベーション、リユース、リサイクル…
現状や課題に“Re”をプラスすることで、新たなアイディアや活動の展望につながることがあります。
そんな活動をしている皆さんから店主になっていただきました。



まずは、第1部として井口製材所の取り組みをお話ししていただきました。

新潟県内にはたくさんの歴史ある個性豊かな古民家がたくさんあり、どれも積雪に耐いた良質な材木を使っています。
しかし近年、まだ十分に活用できる貴重な古材が失われているとのこと。
建て替えや解体により処分され、跡形もなくなっているそうです。
現在、古材や古物、様々な古き良きものの活きる道を探求し、次の世代へ伝えていくことで社会に貢献していきたいと考えられておられます。



新しい価値が新しい展開を生み、井口製材所はメディアに取り上げられ、全国各地から訪れる方がいらっしゃるそうです。
店主の井口さんは、「越後古材」の魅力を多くの人に知ってもらいたいと東京からUターンして3年目。これからが楽しみです。

 

会場内にも「Re」な装飾をしました。

 



この戦艦、よ~くみると、「ペットボトルのキャップ」や「プラスチックの空き容器」など…
すべてが廃材から作られているのです!
その名もガラクーター12号です。

 

第2部は、お待ちかねの交流会です!



乾杯の後は、いつものように様々な交流が生まれていました。


今回は交流会のアトラクションとして、3つの「Reブース」を設けて活動をPRしていただきました。
長岡には、さまざまな視点を取り入れた、皆さんに紹介したい取り組みがまだまだありますよ~。

①余った食品を集め、必要な方へ届ける『フードバンクにいがた 長岡センター』
余っている食品の寄贈を市民や企業から受付け、生活困窮者支援団体や児童養護施設など必要としているところへ届ける活動を行なっている団体さんです。
様々なイベントなどでもフードドライブを行っておられ、お手伝いいただけるボランティアさんも随時募集されておられます。



②伝統の小国和紙に新しい活用方法を『オリガミデザイン』
「和紙のカードケース」や「和紙の灯り」など、小国和紙でオリジナルの紙製品を制作しています。
伝統の技を受け継いで作られる「小国和紙」をもっと身近に、そしてたくさんの人に使ってもらいたいという思いで制作製品も持ってきていただき、実際に手に取って交流が行われていました。



③エリアリノベーションで、街に活力を『ラプラス+』
建物を改修し付加価値を上げるリノベーションを、一定エリア内の空き家に施すエリアリノベーションという手法があります。
この手法を使って、街に活力を与え、人のネットワークを生み出し、新たな雇用と空間を創出していこうと取り組んでおられます。
まちに対する自分たちの想いを意見交換するイベント等も開催されておられます。


 

交流会を行っている時間帯に、なんと!井口製材所さんの取り組みがリアルタイムのテレビで紹介されていました。
偶然なのか…いや運命なのでしょう!

 

ご参加いただいた皆様に楽しんでいただけるよう、いろいろなチャレンジングな企画もしてみました。


今回は、モノづくりや古材が好きな方が大勢来られる傾向があり、のもーれに初めて足を運ばれた方もたくさんいらっしゃいました。
のもーれ長岡は、もっと長岡が盛り上がるように、前向きに集まり交流する市民交流会です!
毎回来てもよし、テーマで選ぶもよし…皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております。

 



次回は5月を予定しておりますので、お楽しみに!