2024年11月30日(土)
時雨模様が続く中、向日葵の会に日本摂食障害教会理事長 鈴木眞理先生をお迎えして4時間近くに渡る時間を共に過ごさせて頂きました。
眞理先生が摂食障害を長年研究され続けてきておられる中で、実際に治療の現場で当事者の方やご家族の方に向き合われていられることから色々なお話を頂戴しました。
今回は、子供が摂食障害だと知った時、一番側にいる母親がどう関わってきたか、どのように向き合ってきたか、どんな気持ちが渦巻いていたかを、回復されたお母さんやそこを目前にしているお母さん方から振り返りながらお話をしてもらいました。
そして母親の子供のことを思う気持ちが揺れ動きながら変わっていく様子や、変わった後の子供の変化にも話が続きました。
回復には何が大切なのか、どこを大事にしていくのかを眞理先生の感じられたことを伺いながら進んでいくうちに、会場で参加されているお母さん方も、眞理先生も涙される場面が何回もありました。
「親思う心にまさる親心」
そんな言葉を思い出しながら、子供を思う親の気持ちを心に感じた時間になりました。