中之島猫興野町内会は、10年前の7・13水害の他にも、50年前、70年前の年にも水害の為に犠牲となった方がありました。今年は、この10年、50年70年という節目の年に、中之島と今町の伝統行事である凧合戦に、慰霊の凧を子どもたちと共に作り、その歴史を語り継いで行こうという企画が持ち上がりました。
凧組のメンバーに指導してもらい、地域の集会場に広げられた大凧に、子ども会の高学年から手に絵の具を付けてペタペタと模様を作り始めました。低学年から幼児まで思い思いの色でペタペタ。最初は、絵の具に手を入れて「気持ち悪い―!」と言っていた子も、どんどん夢中になっていました。
最後の仕上げは大人。楽しそうにペタペタ。カラフルな花々を散りばめた大凧ができあがりました。本番の6月7日、8日の午後2時頃には子どもたちも交えて、この大凧をあげるそうです。
更新日:2014.06.03