活動レポート REPORT

更新日:2014.07.08

7/3 四郎丸小学校「狂言」体験

長岡舞台芸術愛好会と四郎丸小学校との協働企画で、四郎丸小学校の6年生全員が、京都の大蔵流狂言師、松本薫さんから狂言について学びました。狂言の舞台には、大道具のセットや小道具がありません。登場人物が、ここがどこであるのか、自分は何者なのかを説明するところから始まります。観ている側は、想像力を膨らまして情景を頭の中に描きながらお芝居を見ます。
狂言の基本は笑い!「わー、はっ、はっ、はっー!」と大笑い、中笑い、小笑いから始まりました。
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室町時代から受け継がれている喜劇ですが、子ども達は、現代のコントのようなお芝居と説明を受けて納得していました。実際にみんなで大きな声を出して演じてみました。演じているうちに台詞のおもしろさに笑いもでてきました。
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お酒の入ったとっくりも、受けるおちょこも扇で表現します。子どもたちも松本さんの動きを見ながら、「そーれ、そーれ」「おっとっとっと」「ぐびっ、ぐびっ、ふー・・・」美味そうに飲み干しました。
日本の伝統芸能の奥深さを体験した講座でした。
四郎丸小学校区の赤城コマランドにある能楽堂で、いつの日か子どもたちが狂言を演じてくれたらいいなと感じた講座でした。