1月21日に「市民活動のチカラ~やる・やらないを仕訳する。活動の断捨離マネジメント~」を開催いたしました。
市民活動をしはじめると、やりたいこと、やらなくちゃいけないことが沢山!そのため、一生懸命に頑張っているはずでも、なかなか成果に結びつかない……。いつの間にか目的と違う作業が雪だるま式に増えていって……。なんて相談を市民協働センターでもよく話していく方が多いんです。
そうならないためにも、市民活動をうまく活性化させていくには、どこに力を注げばいいかを見極める目が不可欠!何を「やる」のか?「やらない」のか?活動を仕訳して、活動の贅肉を落とし、団体をスマートにする、活動の「断捨離マネジメント」について、」、NPO法人市民協働ネットワーク長岡・理事の樺沢が講師を務め開催させていただきました。
この日は、少人数の参加者での開催となりましたが、そのぶん内容は濃く!そして、個別相談も受け付けながらといった講座になりました。
講座は参加者が実際に手を動かすワークを多く盛り込んで進みます。
まずはマネジメントとは何か?を解説。レバレッジ=てこの原理に例え、マネジメントの目的は「同じ力をかけてもより成果が大きくなる仕組みをつくる」=「レベレッジを効かせる」ことと解説。
さらに、何かを得るためには、何かを手放さなければいけないことを「ハシゴの上り方」に例え、「手を離さないと上には登れない」と説明。樺沢お得意の例え話満載で、参加者からも「いつもながらわかりやすかったです」とアンケートで声が寄せられました。
何が重要で、何が忙しい原因かを見つける「緊急×重要マトリクス」や、団体の活動戦略を整理する「戦略マップ」などのフレームワークを解説。例えば「イベントは重要度高い?」と聞かれたとき、皆さんはどうですか?活動の中で、イベントの重要度は高いように思います。しかし一方で、2~3年くらい活動すると市民活動団体の多くが「イベント疲れ」を起こしてしてしまいます。そのイベントをすることで、ちゃんと目標に近づけている?やるべきことをできている?と振り返ると、意外と次のステージに進むためにやらなければいけない事に手を付けられていなかったりするのではないでしょうか。
そんな、「自分たちの活動の整理」をワークを通じて実際に参加者に取組んでもらいました。
さらに、整理してもらった活動に対して、個別に検証。改善ポイントや改善案まで一緒に考えました。
少人数ならではの密度の濃い内容で「ビジョンを明確にしていきたいと思っていたが、どう組み立てていくかよく理解できた」「良く整理できた。あとはやるだけ!」とアンケートで高い評価をいただきました。
皆さんに積極的に取組んでいただいたおかげで、充実した会になったのではないでしょうか?参加者のみなさんありがとうございました!
今後も、皆さんのチカラになれるようなテーマと内容で勉強会を行っていきますので、よろしくお願いいたします。