長岡市内でSDGsに取り組む方たちを訪問!
今回は「有限会社高橋楽器」さんにお話を伺いました。
貴社の概要を教えてください。
教育楽器を中心とした楽器販売をはじめ、さまざまな楽器の修理やピアノ調律を行う会社です。
また、ピアノ・大正琴・中国の伝統的な弦楽器である二胡などの音楽教室も開いています。
取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。
使えなくなった複数の楽器から、使える部品を集めて演奏できるように再生したり、オブジェとして再利用したりしています。
壊れたコントラバスの板面に彫刻を施し、時計に生まれ変わらせたりもしました。
取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください。
先代の社長が、古くなった楽器から使えそうな部品をパーツ取りして保管していました。楽器を大切にする心はそこから受け継いでいます。
中越地震では多くの壊れた楽器たちを引き取りましたが、私たちはそれを修理し、子育て支
援施設や福祉施設に寄贈することにしました。
周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。
楽器を寄贈した先から、それらを用いて行事や音楽発表会などが開かれた様子を写真や感謝の手紙などで伝えていただいたときは、「誰かの約に立てて良かった」と、嬉しい気持ちになりました。
貴社の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。
小さな楽器店の小さな取り組みですが、楽器や身の回りのものを大切にする気持ちが伝わり、人々に豊かな心を育んでいただけるようになれば嬉しいです。
こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!
ぜひご視聴ください。