長岡みんなのSDGs SDGs

更新日:2025.01.06

恩送りの精神、油そばに乗せて | 株式会社バウ

長岡市内でSDGsに取り組む方たちを訪問!
今回は「株式会社バウ」さんにお話を伺いました。

貴社の概要を教えてください。

2020年、南町の柿川沿いで油そば専門店柿川亭を開業しました。
2024年3月、株式会社バウとして法人化、同年12月に2店舗目となる「新潟油そば柿川亭 新潟大学前店」を開店しました。
いまはフランチャイズ展開など、さらなる事業展開を目指しています。

取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。

地域のコミュニティを支えることがまちづくりになると考えています。
「柿川亭」で、これから来店する人たちを支援できる券「ペイフォワード(恩送り)」を販売したり、売上の一部を被災地や子ども食堂への支援に充てたりしています。
子ども食堂への支援では拠点ごとの異なる状況に合わせることを心がけました。

 

取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください。

地域のために出来ることを考えた時に、どんな課題があるのかを知ろうと思い、地域の子ども食堂に声をかけ、話を伺いました。
そこから自店舗で出来ることを共に考えました。

2024年から、子ども食堂に対して食券一枚につき10円を寄付するという取り組みをスタートする予定でした。
その年に能登半島沖地震が発災したことを受け、1月は被災者支援を行うことにして、2月から6月まで子ども食堂への支援をしました。

現在は不定期に子ども食堂に行き、食事サポートとして油そばを振る舞う活動などをしています。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。

活動を続けている中で、お客さんから「私も何かやれないか」という話を聞いたりして、関わる人が増えたことは良かったと思います。

子ども食堂は市内にたくさんありますが、それぞれ抱える個別の課題があり、継続していくことの大変さと、運営されている方の尽力がなくてはならないという難しさを感じています。

貴社の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。

若い世代が、より良い社会を創って行けるような土台をつくって行きたいです。


こちらの内容は、YouTubeのほか各種音声メディアでもお楽しみいただけます!
ぜひご視聴ください。