長岡みんなのSDGs SDGs

更新日:2025.05.27

持続可能な未来のために日本の米文化を守る|株式会社田中米穀

長岡市内でSDGsに取り組む方たちを訪問!
今回は「株式会社田中米穀」さんにお話を伺いました。

株式会社田中米穀の概要

創業1909年(明治42年)8月、設立 1975年(昭和50年)1月。従業員数 30名
米穀卸・小売販売、農産物・農産加工物の卸販売、産直逸品の卸販売など

 

取り組んでいるSDGsの目標と、取り組みの内容を教えてください。

ホームページにも記載していますが、下記のように取り組んでいます。

12.つくる責任 つかう責任
① 経営理念 「日本の米文化」を守る と連動
【持続可能な消費と生産】持続可能な消費生産形態を確保する
お米の消費と生産形態の確保
日本で栽培されたお米をお客様から召し上がって頂く事で、自給率を維持存続、成長発展に繋げ、消費と生産形態の確保を目指していきます。
② 経営理念 「安全・安心・おいしい」が提案できる と連動
ISO9001並びに精米ハサップ等の品質維持工場の仕組みを活用し、「安全・安心・おいしい」お米を継続提供する事で、【持続可能な消費と生産形態】の確保を目指していきます。

3.すべての人に健康と福祉を
経営理念「ありがとう」と「感謝」が求められる と連動
ISO品質環境方針 と連動 お客様満足度の向上
SDGs 目標③【すべての人に健康と福祉を】 栄養バランスの良い「お米」を召し上がって頂く事により、あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保していきます。
当社は、「安全・安心・おいしい」お米を継続提供する事で、お客様から「ありがとう」と「感謝」を頂き、お米を中心とした健康的な食生活を提案していく事で福祉を推進して参ります。
3.すべての人に健康と福祉を
経営理念「ありがとう」と「感謝」が求められる と連動
ISO品質環境方針 と連動 全従業員の安全と健康の確保
全従業員からの要望には聞く耳を傾け、出来る事を出来る限り対応し、ご自身とご家族が心身共に健康的な生活を送れるように提案していく事で福祉を推進して参ります。

15.陸の豊かさも守ろう
ISO品質環境方針CO2の削減 と連動
SDGs 目標⑮【陸上資源】陸域生体の保護、回復、持続可能な利用の促進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処並びに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
お米をお客様から召し上がっていただくことで、稲作による水田確保につながり、土地の劣化阻止・回復及び生物多様性の損失の阻止に繋がります。また、ISO14001の仕組みにより、ボトルキャップ運動や、植林運動によって、CO2の削減と森林の経営に繋げて参ります。

1.貧困をなくそう 2.飢餓をゼロに
地元のフードバンク様へ食糧を寄贈
当社は、地域社会への貢献の一環として、定期的に地元のフードバンク様(フードバンクながおか様)へ食糧を寄贈しております。この活動を通じて、SDGsの目標1「貧困をなくそう」、目標2「飢餓をゼロに」に向けた取り組みを継続的に推進してまいります。今後も、可能な限り支援を継続し、地域の皆さまに寄り添った活動を行っていきます。

取り組みを始めたきっかけと、これまでの経緯を教えてください。


SDGSの取り組み始めたのは2020年1月からとなります。
コロナ禍で、県外への営業活動が制限される中で、新聞やインターネットを通じでSDGSの情報を頂きました。当社で出来る事は無いか、と考えた中で、無理に背伸びする事なく、持続可能な取り組みの方が永続的に続けられると考え、「経営3理念」の考え方の元、今やっている事を伸ばしてく考えで経営者判断しました。食糧支援を始めたのは2022年からとなります。

周囲の反応や、取り組んでいてよかったことまたは大変だったことを教えてください。


地元のフードバンクながおか様には2か月に1回、約180㎏のお米を食糧支援させて頂いております。お米が無い中で、本当に喜んで頂いております。

貴社の取り組みを通して、2030年にどのような社会をつくりたいですか。


無理や背伸びをすると長続きできません。今やっている事を伸ばしていく事で、少しでも地元長岡に貢献していきたいと考えております。