今年度のテーマはコロナ禍からのレジリエンス「回復力」「しなやかさ」
今年のテーマの「レジリエンス」は困難や脅威に直面している状況に対して、「うまく適応できる能力」「うまく適応していく過程」「適応した結果」を意味する言葉です。
コロナ時代において、地域課題解決の手法も様々に創意工夫が求められています。特にコミュニティビジネスは、地域における人間関係づくりやリアルなつながりが最も重要とされてきました。しかしコロナ禍を踏まえ「新しい時代に向けたコミュニティビジネスの手法や仕組み」も変わらなければなりません。
※コミュニティビジネスとは・・・
「市民が主体となって、地域が抱える課題をビジネスの手法により解決する事業」の総称です
「新しい時代に向けたコミュニティビジネスの手法や仕組みの一例」
オンラインを活用した地域のシニアのコミュニティづくり
地域の子育て中のママを活用したコミュニティビジネスで在宅にて働ける環境づくり
テイクアウトや宅配を実施している子ども食堂の取り組み
インターネットを活用した地産地消のマルシェ開催の取り組み
地域で創業・就労する方向けに職住近接で働ける場所を提供するコワーキングスペースの運営
空き家や古民家を活用したワーケーションの取り組み
※コロナ禍における工夫は様々に想定されますので下記のほんの一例です
いま、コミュニティビジネスは、従来のリアルなつながりや対面等で展開することが難しくなっています。
むしろ求められていることは、コミュニティビジネスの観点を踏まえた「新しい働き方、新しい地域の仕組みづくり」であると考えます。
また協議会としても、コロナ時代を踏まえた新しいコミュニティビジネスに対する仕組みやプランを考え実践している事業者や団体や事例を把握する必要があります。
昨年度に続き、コロナ時代における新しいコミュニティビジネスの取り組み・提案を募集します。