特別支援学校においては、障害の状態が極めて重度であったり、複数の障害を併せ有する者が在籍したりするなど、障害の重度・重複化、多様化が進んでいる。 これらの児童生徒等が自立し社会参加していくためには、特別支援学校間の協力とともに、外部の専門家や関係機関との密接な連携を図った指導内容・方法の改 善を図る必要がある。また、小・中学校においては、様々な障害のある児童生徒等に対し適切な指導及び必要な支援を行うことが求められている。さらに、平成 21年に改訂した学習指導要領等については順次実施に移されてきたところであるが、その定着のためには新しい内容に即した指導方法の改善・充実が求められ る。
加えて、障害のある子供については、学校における指導及び支援とも連携しつつ、家庭や地域における支援を含めた多面的な支援体制を構築するこ とが重要であり、NPO等民間団体における障害児教育支援活動について、特に課題とされている分野への活動の促進等を図り、その成果を普及する必要があ る。
これらの課題に対応し、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導や必要な支援を行うための実践的な研究等に取り組み、もって特別支援教育の推進に資することを目的とする事業である。
な お、平成28年度予算成立後に直ちに事業を開始していただけるよう、本予算成立前に始める公募であることから、国会における本予算成立までの間、当該事業 の実施の可否や事業内容、事業開始時期等に変更が生じる可能性があること、並びに本事業は本予算成立後でなければ開始することができないことに御留意いた だきたい。
更新日:2016.01.04
特別支援教育に関する実践研究充実事業
募助成金概要
名称 | 特別支援教育に関する実践研究充実事業 |
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締切日時 | 平成28年1月25日(月) |
活動分野 | こども | 社会福祉 |
助成対象となる活動内容 | 事業の内容 (1)特別支援教育に関する教育課程の編成等についての実践研究 |
助成金額 | 1件あたりの上限額: 1,000,000円 |
事業主体 | 文部科学省 【本件担当、連絡先】 |
県内の助成実績 | |
ホームページ | http://www-gpo3.mext.go.jp/MextKoboHP/list/kpdispDT.asp?id=KK0006202 |