助成 SUBSIDY

更新日:2016.02.09
終了

持続可能な開発のための教育(ESD)に関する2016年ユネスコ/日本ESD賞の公募

この賞は、ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)の枠組みの中で、ESD活動に取り組んでいる団体、学校又は個人について、ESDに関する特筆すべきプロジェクトに着目して表彰するものです。
ユネスコの第195回執行委員会(2014年)で創設が承認されたもので、ESDに関するユネスコ世界会議 閣僚級会合及び全体のとりまとめ会合(2014年11月10-12日 愛知県名古屋市)で、賞の創設が正式に発表されました。 日本政府の支援を得て、毎年3件の受賞者に各50,000USドルが贈られ、2015年11月には、第1回表彰式がユネスコ本部にて開催されました。

募助成金概要

名称

持続可能な開発のための教育(ESD)に関する2016年ユネスコ/日本ESD賞の公募

締切日時

平成28年3月22日(火)

活動分野 こども
助成対象となる活動内容

選考基準
ユネスコが選んだ世界5地域からの5名から成る審査会が以下の基準により審査を行い、ユネスコ事務局長が3件の受賞を決定します。

a. 変容:ESDが持続可能な開発を支える変容をもたらす教育として行われており、個人及び社会の変化につながっていること。
ESDは、学習者が自身や社会を変容させる能力を付与するという意味において、変容をもたらす教育である。推薦される事業は、学習者に、より公正で、より 平和に満ち、より持続可能な世界のために変化をもたらすことを可能にさせるものとすべきである。例えば、気候変動に対して行動を起こすこと、人々の消費パ ターンを変化させること、社会的な起業家精神や持続可能な生活を発展させること、貧困に苦しんでいる人々を支援することが挙げられる。

b.統合:持続可能な開発に関係する社会、経済、環境の三つの側面を統合的に取り扱っていること。
持続可能な開発には、開発の社会的、経済的、環境的な側面の統合が求められる。推薦される事業は、この持続可能な開発の定義に沿った取組とすべきである。 本事業は、三つの側面(社会、経済、環境)に対処するとともに、学習者が三つの側面の相互依存関係を理解し、しかるべく行動することに資するとすべきであ る。

c.イノベーション:ESDに対するイノベーティブなアプローチを実証していること。
持続可能な開発は、従来どおりの考え方や既存のものではないというのみの考え方を超えていくことが求められる。推薦される事業は、カバーするテーマや用い る手法、あるいは、学習環境の設定であれ、ESDに対するイノベーティブかつ先進的な取組を実践することが求められる。教育以外のセクターへのアウトリー チ、新たなパートナーとの協働は、イノベーションを示唆するものとなり得る。

助成金額

1件あたりの上限額: なし

事業主体

日本ユネスコ国内委員会

文部科学省国際統括官付ユネスコ第二係
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2TEL:03-5253-4111(内線3402) FAX:03-6734-3679
E-mail:jpnatcom@mext.go.jp

県内の助成実績
ホームページ

http://www.mext.go.jp/unesco/001/2016/1366274.htm