どんな取り組みにも課題は付きもの!活動の分野は違えど共通した悩みがあります。
「市民活動・虎の巻」は課題や悩みを研究テーマに沿って解説するノウハウコラムです。
これを読めば、みなさんの活動にヒントと勇気が湧いてくるかも!
ボランティア活動や市民活動団体が主催するイベント等で事故が起きてしまったときの事考えてますか?活動のリスクに応じた保険を考えよう!
STEP1 必要な補償を考える
自分たちの活動のリスクに応じて、必要な補償を選びましょう。
■傷害補償
主催者やグループ内での不慮のケガや死亡事故に備える補償です。
■賠償責任補償
イベントのスタッフや参加者が、他人にケガをさせたり、
物を壊したりした場合に備える補償です。
STEP2 自分たちの活動に合った保険を選ぶ
「STEP 1」で選んだ補償が含まれている保険を選びましょう。
保険には様々な種類があります。
■ボランティア行事用保険
傷害補償:◯ 賠償責任補償:◯
【特 徴】地域福祉活動やボランティア活動の一環として行う行事が対象。
補償範囲が充実しており、熱中症にも対応しています。
【注意点】社会福祉法人、NPO法人、社団法人、財団法人、学校法人、医療法人、地方公共団体、
その他地域福祉活動の推進に取り組む団体が主な対象です。営利企業の加入はできませんが、
企業内の有志のグループが自発的に行うボランティア活動等は利用が可能です。
■レクリエーション保険 (町内会活動など小規模イベント向け)
傷害補償:◯ 賠償責任補償:△
【特 徴】民間の保険会社の商品のため、会社によって補償内容や価格が異なります。
オプションで賠償責任補償をつけるなどイベントに合わせて補償を選べます。
【注意点】行事参加者の確認が必要なため、名簿などの提出と参加予定人数の把握が必要です。
参加される方が1行事(レクリエーション)あたり20名以上いることが条件の保険が多いです。
レクリエーションの内容により保険金額が変わります。
■イベント保険 (コンサートや興行など大規模イベント向け)
傷害補償:△ 賠償責任補償:◯
【特徴】イベントや行事の主催者が事故を起こし、第三者に損害を与えた場合の
損害賠償責任補償に対応しています。
【注意点】イベント賠償責任保険、興行中止保険など各社独自の商品になっており補償内容はそれそれ違います。
不特定多数の方に保証が必要なときがおすすめですが、規模が大きくなるため保険金額が高額になります。
STEP3 詳しく保険の内容を確認する
「ボランティア行事用保険」・・・社会福祉協議会の窓口で申込受付が出来ます。
問合せ先:長岡市社会福祉協議会ボランティアセンター TEL:0258-32-1442
パンフレットはこちらから
「レクリエーション保険」「イベント保険」・・・民間の保険会社の商品です。
※保険会社によってオプションや補償内容が異なります。
お近くの保険会社や代理店にご相談することをおすすめします。
WEBサイトでの検索もおすすめです。