市民活動虎の巻 SUPPORT

情報管理・技術

社会課題をリサーチするには?

NPOや市民活動を行う上で「どんな課題に向き合うか?」は、団体のミッションにも当たる重要なポイント。
より本質的な活動をするには、様々な視点で情報を集める「リサーチ」が欠かせません。
リサーチの際には、以下の3つのポイントを意識してみましょう。

世の中の状況を調べる(マクロな視点)

社会課題や地域課題は、私たちを取り巻く時代や社会情勢の変化の中で生まれています。ニュースや行政の政策、調査・研究などを参考にして、まずは世の中でどんな社会課題に向き合う動きが多いのか?といった社会トレンドをつかむことが大切です。

 

現場の声を聞く(ミクロな視点)

課題の現場には地域や場所・人ごとに特有の問題があり、また解決に活用できる資源が眠っています。「世間がこうだから」だけで動いてしまっては現実の課題解決にはつながりません。必ず、課題の現場の状況や、当事者の声をリサーチしましょう。

 

課題のセンターピンを決める

リサーチは、すればするほど多くの問題に気づきます。その中で、現場にとって最初に解決する課題は何か?優先順位をつけましょう。ボウリングのセンターピンのように、一つ倒せばドミノ式に他のピンを倒せるような「課題」に狙いを定めましょう。

 

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