Q. 活動費か足りないので「クラウドファンディング(以下、クラファン)」でお金を集めたいと思っています。何円くらい集められるものでしょうか?
A. インターネット上で寄付を呼びかける「クラファン」は、今ではすっかり身近になってきました。
ネットで知った誰かがお金を支援してくれるなら簡単に資金が集められると思うかもしれませんが、現実は決して甘くはありません。
安易に挑戦して、資金集まらずに終わってしまったプロジェクトがWEBサイトに掲載され続けている…なんて事例も目にします。
クラファンには「3分の1」の法則と言われるものがあります。
支援者の3分の1は「自分の直接の友人・知人」、
次の3分の1は「自分の友人や知人の友人・知人」、
残りの3分の1が「サイトなどを通じてプロジェクトを知る、全く知らない人」になることが多いと言われているものです。
つまり、身近な人から支援してもらえる金額の3倍が集められる金額のひとつの目安。
10万円支援してもらえそうなら、全体で30万円。33万円なら100万円といった具合です。
逆に、その見通しがない場合、成功は難しくなります。
また、システム手数料が10~25%、広告宣伝費、返礼品の仕入れ代、送料などの経費についても考える必要があります。
クラファンを成功させるには、何円でどんな返礼品だったら身近な人が支援してくれ、さらには周りにオススメしてくれるかだろうか?
経費を差し引いて、実際に活動に使える金額は何円になるか?といったところまで考えることが欠かせません。
「市民活動 虎の巻」は、Youtubeでもお楽しみいただけます。