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飲みニケーションは必要か?

Q.仕事でも地域でも、飲み会を面倒だなと思ってしまうことがあります。
飲みニケーションって本当に必要なんでしょうか?

A.
「飲み会は業務ですか?」、「参加したら残業代は出ますか?」。
嘘か本当か、若手からそんな声があったなんて話を耳にしたことはありませんか?
コロナ禍で「不要不急」のもとに真っ先に自粛されたのも飲み会でした。
2024年には「飲みニケーション不要が半数を超え、直近3年間で最多」と報じられるなど、飲み会が敬遠される雰囲気が高まっています。
苦手な人にとっては負担が減ったのは確かですが、飲みニケーションは本当に不要なのでしょうか?

実は、飲みニケーションは単なる娯楽とは言い切れない部分があります
近年の研究によると、オフタイムでの交流が職場での信頼関係やチームワークの向上に寄与することが確認されています。
会議や反省会など公式な場では、言いにくい本音やちょっとした話題も、飲み会や懇親会のようなリラックスした場でなら口に出せることがありますよね。
多様な背景を持つ人々が集まる市民活動やボランティアではなおさら、豊かな人間関係や新しいアイデアの源となる「ゆるい場」が必要です。

とはいえ、その場が「飲み会」である必要はありません。
ランチ会やお茶会、形式にとらわれない集まりでも信頼やアイデアを得られることが確認されています。
大事なのは「公式」ではない「非公式=インフォーマル」な機会。
交流が好きな人だけが集まるのではなく、なるべく多くのメンバーが参加しやすい工夫をしながら、ゆるい場でのコミュニケーションを楽しみましょう。

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