市民活動虎の巻 SUPPORT

組織の立ち上げ

居場所づくり、まずは何から始めればいい?

Q. 居場所をつくりたいと思っています。でも、まず何から始めればいいのかがわかりません。

 

「誰かが安心していられる場所をつくりたい」――そんな思いで市民活動に関わる人が増えています。
でも、何を整えれば“居場所”らしくなるのか、迷うことも多いですよね。

居場所がもつ「なんとなくいい空気」は、自然に生まれるものではありません。
大切なのは、その空気が育つための土台づくり。そのために意識したいのが、次の3つの条件です。

1つ目は「」。人が集える物理的な空間や時間のこと。
最近ではオンラインの場も増えています。「ここで会える」と思える拠点があることが出発点です。

2つ目は「継続」。一度きりではなく、つながりが続くこと。
「久しぶりでも戻ってこられる」という感覚が、安心を育ててくれます。

3つ目は「役割」。
商売の場では「客」という役割が「居ていい理由」になりますが、市民活動では「裏方として関われること」が、居場所感につながることも多いです。
頼り、頼られながら場を一緒につくっていける関係性がポイントです。


市民活動の魅力は、「する人/される人」という固定された関係ではなく、誰もが関われる関係性を育みやすいこと。
そのために、まずはこの3つの条件を少しずつ整えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

 

虎の巻では皆様からのご質問をお待ちしています!

市民活動に関係することなら、気になっていること、小さな疑問でも構いません。お気軽にご連絡ください。

あて先 contact@nagaokakyodo.net 
※ 件名に「虎の巻 質問」と記載願います。

「市民活動 虎の巻」は、Youtubeでもお楽しみいただけます。(8月4日17時以降公開)