Q. いまさらですが、市民活動って何でしょうか?
A.市民活動は、わかりやすく言えば「みんなで一緒に、社会や暮らしをDIY精神でよくしていく活動」です。
もう少し公的に表現すると「市民が自発的に、非営利で、公共のために行う活動」となります。
ボランティア、地域のイベント、環境保全や文化活動など、形はさまざまですが、どれも身の回りの困りごとを自分たちで工夫しながら解決していこう、という営みです。
そんな市民活動の魅力をより深めるために、現場では次の5つの視点がカギになります。
1つ目は「自発性」。行政に頼まれたり助成金があるからやるのではなく、「やりたいからやる」という思いが核です。
2つ目は「協働性」。お客さんと裏方に分かれず、参加する人がそれぞれ役割を分け合って一緒に進めていくことです。
3つ目は「開放性」。出入り自由で、見るだけ・少し手伝うだけなど、多様な関わり方を歓迎します。
4つ目は「継続性」。一度きりで終わらず、「また来たい」「またやろう」と思える関係が続くことです。
5つ目は「社会性」。仲間内だけの楽しみで閉じず、暮らしや地域社会に小さくてもプラスの影響が広がることです。
これらの視点を意識することで、誰もが安心して関われる場が育っていきます。市民活動は特別な人だけがやるものではなく、誰もが気軽に関われるものです。
あなたが「自分たちの手で社会や暮らしを良くしよう」と思い立ったら、どんな活動をやってみたいですか?
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