Q.やりたいことはあるのですが、企画書を書こうとすると手が止まってしまいます…。
A.企画書を書くなら、まず最初に「誰に(対象)」「何をすると(プラン)」「どうなるか(効果)」の3つを考えましょう!
この3つが揃うと、活動の「目的」と「手段」が明確になり、共感を得やすくなります。

例えば、「防災訓練に集客」、「料理で交流」したい場合、3つを考えるとこんなアイデアが浮かんできます。
● 防災訓練の参加率が低い親子連れに、公園で「防災アスレチック」や「サバイバルピクニック」を行うと、遊びながら防災知識が身につき、パパ友・ママ友もできる!
● 地域で孤立しがちな外国人と、彼らが母国料理を教える料理教室を開くことで、地域内での役割と交流が生まれ、地域の人も本場の味が楽しめる!
いかがですか?
単に「防災訓練」や「料理教室」をしたいと言うよりも、「楽しみながら学べる場づくり」や「役割を生み出す仕掛け」といった、本当にやりたいこと・大事にしたいことがわかりやすくなりましたよね。
さらにワクワクが伝わるから「それなら会場を貸そう」「うちの店から食材を提供できる」「あれもやってみたら」といった協力やアイデアも得やすくなります。
この3つは、仲間集め、助成金の申請書、イベントのチラシづくりなどでも、そのまま土台になる考え方です。最初から長い文章にしなくても大丈夫。紙1枚に「誰に、何をすると、どうなるか」と3行だけ書いてみるところから始めてみてください。
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