最近、気になった言葉があります。それは「フォロワーシップ」。
この言葉は、先日参加した講演会の中で講師の方が話していたもの。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。リーダーを支え、企画を成功に導くための、フォロワーの考え方のことです。講演では、広場で1人で踊っていたのでは、周囲の人からは「変わった人」という理解で、終わってしまうかもしれない。でもその人に続いて参加し、この状況に関わる方法を周囲に示すフォロワーがいたなら、いつしか周囲を巻き込み、広場に居合わせたみんなで踊れる機会を創り出せるかもしれない。フォロワーの存在は重要だと言っていました。
いくら優れたアイディアを持っていても周囲に伝わらなければ、そのまま理解されずに終わってしまうこともあるということです。理解されるかどうかは、リーダーや初めの一歩を踏み出す人などの力量だけではなく、フォロワーとなる周囲のサポートでも変わってきます。
フォロワーは一番の応援団です。
もしも、私が、そのアイディアをおもしろがれたなら、何よりもその人の支えになれるのではないかと思います。
自分自身の「やりたいこと」探しも一つの方法ですが、周りで頑張っている人、応援したい人のフォロワーになることも、自分の存在意義につながるのではないでしょうか。
「それいいね!」と言って、一緒に楽しめるフォロワーが多くなればなるほど、まちの中に笑っている人も増えていくのではないかとも思います。
そんな想いも込めて私自身、おもしろがり上手を目指している今日この頃。
みなさんの周りには応援したい「だれか」がいますか?
フォロワーシップを一緒に育みませんか(^^)/
写真は、思い付きで出かけたピクニックの一コマです。無計画で慌ただしく準備したので、昼食は野菜オンリーで味も今一つでしたが、「よくわかんないけどまあ、行ってみるか」と賛同してくれた友人のおかげで楽しい休日になりました。
NPO法人市民協働ネットワーク長岡
岩渕直子