2014.06.16

【今日どう?通信 ながおかDATAFILE②森づくり活動の実態】

今日どう?通信
「ながおかDATAFILE②森づくり活動の実態」

いよいよ全国植樹祭の開催が迫ってきました。映画「WOOD JOB!」も公開されるなど、今年は森が熱い!です。さて、イベントや映画で盛り上がるのもいいですが、実際に森づくりの実態はどうなのでしょうか?市民活動として森づくりをやっている団体の実態調査なるものが全国的に行われているようです。

農林水産省「森林づくり活動についての実態調査」
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sinrin_katudou/

これを見ていくと、どんな団体が活動をしているのかそのアウトラインが見えてきます。

組織形態1位 任意団体(65%)
会員数1位 10人以上~50人以下(55%)
会員の年齢層1位 60歳以上(51%)
スタッフの数1位 5人~10人以下(32%)
専従スタッフの有無1位 0人(67%)
予算規模1位 10万円以上~51万円以下(41%)
年間の活動への延べ参加者数1位 100人以上~500人未満(62%)
森林整備・保全実施面積(各種作業)1位 1ha未満

つまり少人数で年配者が中心に、比較的小さい範囲で活動をしていることがわかります。この状況をどう見ますか?非常に身近な地域の森を守るために、少人数でもがんばって活動をしている姿が私には浮かびます。

長岡市の森林面積は40,987.6haで、総面積のおよそ48.7%を占めています。暮らしの中に森林との付き合いを加えていくことは、様々な面で有益なことではないでしょうか。この植樹祭が小さくてもがんばっている人に目が行くきっかけにもなればいいなと思います。

【阿部】