2014.09.12

【今日どう?通信  太鼓は妖怪ウォッチに勝てるか!?】

今日どう?通信
「太鼓は妖怪ウォッチに勝てるか!?」

暑い夏が終わり秋らしくなってきましたね。
夏と言えば、やっぱり「お祭り」ですよね。私も今年は、自分の住んでいる町内含め3か所の盆踊りで太鼓をたたいてきました。(へたくそですが・・・)

私にとって祭りは地域の方々と顔を合わせる大事な機会です。毎日勤めに出ていれば、自分が住んでいる地域で過ごす時間は、もう真っ暗になった夜と週末のみです。週末すら、仕事だったり、地域の外に遊びに行っていればいないわけです。そういう私のような人にとっては、お祭りなど地域の行事がないと、向こう三軒両隣以外の地域の人たちと顔を合わす機会もそうそうないわけです。

そんなお祭りも「人も減ってきたし、めんどうな事はよそうや」という一声があれば、すぐなくなってしまうものです。太鼓の叩き手も少なくなってきましたしね。平日日中に自分の住む地域にいない人にとって、地域の皆さんとの付き合いやお祭りなどの行事は、何か意味があるのか?という疑問は多くの若い世代にあるでしょう。

「地域活動に若い人が参加してくれない」という地域のおじさん、おばさん達の嘆きは常に多くの地域で聞こえてくるものです。よそに遊びに行くのもいいけど、地元の行事や活動も、それと同じくくらいおもしろいよねとなれば、意味とかではなく(地域のつながりが大事だー!!とかそういうやつ)、参加者は増えるのだと思います。

そして地元にあるもので遊ぶ達人たちは、やはり年配層なわけです。「地元にあるもので遊ぶしかなかったからなぁ」と言う理由はまったくその通りですね。昔は「妖怪ウォッチ」なかったですからね!

「太鼓<妖怪ウォッチ」を「太鼓>妖怪ウォッチ」という子どもが増えれば、地域も活気づくんでしょうね。私は太鼓の方がお金もかからないし、カッコいいので、太鼓を選びますが・・・(私の歳で妖怪ウォッチやってるやつはいないか。。)。

【阿部巧】

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