2014.12.22

【今日どう?通信】 「ないものねだり、ではなく、地域への愛着育て。」

【今日どう?通信】
「ないものねだり、ではなく、地域への愛着育て。」

先日、とある場で大学4年生の女性の方がこう発言していたのに少し疑問を感じました。
「私のイメージなんですけど、東京はキラキラしているから行ってみたい。」

確かに~その気持ちはよく分かります。
キラキラしているところ、あこがれますよね。若い女性ならなおさら。
高層ビルの建つ大都会、おしゃれなお店にカフェ、さっそうに働くサラリーマン…確かにキラキラして見え、あこがれる気持ちもよく分かります。

しかし、ここでひとつの疑問が生じます。
「田舎はキラキラしていないのか。」

確かに、新しいもの、おしゃれなものなどと争っていては勝てません。当たり前です。
しかし、田舎もキラキラしているのではないか!

例えば、夕暮れのオレンジ色の空、おかあちゃんたちがつくるおいしいご飯、自分の周りにいるいきいきしている人たち…

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(写真:長生橋)

 

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(写真:山古志の料理)

 

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(写真:先日ののもーれより)



田舎も十分きらきらしていると感じられるのではないでしょうか。きらきらというよりもほっこり、あたたかい、いきいきという感じでしょうか。

しかし、その地域にいる人はその魅力に気づきにくいです。ないものねだり、隣の畑は青く見えますから。

なので、無理やり地域のキラキラを「見付け」なくていいのだと思います。
それよりもホッとする、心が温まるというような地域への愛着を「育てる」プロセス自体が田舎のまちづくりには重要なのかもしれません。

「ないものねだり、ではなく、地域への愛着育て。」

ゆったりとした時間の中で育つ地域への愛着は、田舎を離れる若者を引き留めるかもしれません。
これ、育てていますという、とっておき!が見つかったら協働センターまで教えてくださいね(^^)


【のもと】