2015.03.11

今日どう?通信【東日本大震災から4年】

今日、3月11日。

東日本大震災から4年が経ちます。

日本中から東北へ多くのボランティアが駆けつけ、多くの市民が出来ることをそれぞれの場所で行動しました。

 長岡市では中越地震を経験を活かした支援を展開。そのひとつが「東日本大震災ボランティアバックアップセンター」でした。
過去の大規模災害において、被災地に大量に寄せられる物資はニーズが刻々と変化する中での管理が難しく倉庫に山積みとなったり、ボランティアが仕分け・管理に追われるなど「第2の災害」と形容されることもあります。
 市内の防災センターに開設されたバックアップセンターでは、被災地に集中しがちな物資や情報の取りまとめを行い、現地に入る団体に物資を提供したり、現地と連携してタイムリーなニーズを発信。センターは、社会福祉協議会や中越地震後に組織された団体、個人が多様に手をつなぐ形で運営されました。

緊急救援が必要な時期が過ぎると、長岡市に避難している方々の生活支援を主な目的として活動が続けられました。現在、センターそのものは閉所となりましたがそこからつながった人々は現在も活動を続けています。
地震を経験した中越だからこそ出来た支援の形だったのではないでしょうか。

14時46分 亡くなった方々の魂が安らかであるように黙祷したいと思います。

清野

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*写真は、長岡からも物資が届けられた宮城県七ヶ浜町のボランティアセンター(2011年4月当時)の様子です。