2015.06.19

【今日どう?通信】 ~「花」と「みつばち」と~

先日、市内の中学校で1年生向けの職業講話の授業を頼まれて話してきました。

簡単に言うと、こんなお仕事してる人がいて、働くっていうのはこういうことなんだよ、というのを伝えるものです。

いろんな仕事をする大人が6人でクラスに分かれて、それぞれの立場として取り組んでいる仕事の話などから、働く意義をお伝えする授業。

私はコーディネーターという仕事を「花とみつばち」を例に出して説明しました。
輝く技をもって誰かを幸せにする「花」のような仕事もあれば、「花」と「花」をつないで未来に種を残していく「みつばち」みたいな仕事もあるんだよって。
どの仕事も誰かのためになっていて、働くってのは本当に楽しいから大人になるのを楽しみにしてな!みたいな話をしました。

 「みつばち」役の仕事って、なかなか世の中では見えづらい部分になりますが、世の中が回るうえでとても重要な役割を担っています。

職種に関わらずみつばち役を担ってる人っていますよね。誰かをつないでくれたり、いい活動を人に広めてくれたり。大事な活動のストーリーを伝えてくれたり。
協働を考えた際にも、このみつばち役の人がどんな花を見つけて蜜を吸って動き回るかが重要になるんではないでしょうか。

世の中、花ばかりでは持続しない。
もちろんみつばちばかりでも蜜が足りなくて死んでしまう。
互いがあって成り立つもの。

時には花の、時にはみつばちの役割を。
時と場合によってどちらの目線にも立てることが、協働のまちづくりの軸になるのかもしれませんね。

全然話は違いますが同じ虫つながりで、先日今年初のクワガタムシを探しに行ってきました。超ちっちゃい♀クワガタ1匹だけ発見。
きっとこいつにも、何か役割があるんでしょうね。

【樺沢】

CHYCGptUAAAbqJS cc-library010004752