2015.09.24

【今日どう?通信】 役割が意識を変える

シルバーウィーク最終日の昨日、アオーレ長岡では「ながおか市民活動フェスタ」が開催されました。

今年は「市民活動まつり」から数えて10周年という節目の開催となりました。

この「ながおか市民活動フェスタ」は、平成18年から実施された「市民活動まつり」が始まりでした。
当時から、市民活動はさまざまな分野で展開されていましたが、一方で、一般の市民にその活動が分かりにくい状況があったため、長岡市が主導となって市民活動まつりを開催してきました。

その後、より良いイベントとするため、市民活動団体の有志が集まった「市民活動フェスタ実行委員会」が発足され、イベント名も「ながおか市民活動フェスタ」と名称も変わり、長岡市と協働してこのイベントを開催しています。

時代とともにイベントの主導権が行政から民間へと移ってきているこのイベント。
外から見るとほぼ変わりはないように感じますが、内部の運営についてはかなり変わってきています。

今年は、「事務局が陰で頑張っている部分も市民団体がやるべきだ!」という実行委員の皆さんのご意見もあり、イベントの準備、撤収、運営企画など…全てにおいて実行委員会の皆さんと議論を重ねてきました。

実行委員の皆さんは、「やらされごと」ではなく、自ら「役割」を持ち、依存的な意識から主体的な意識へと着実に変わってきています。

今年のイベント運営については、実行委員とお助け隊という市民有志があつまった団体と一緒に行うことができ、ステージ・ブースなどスムーズな運営ができました。
また、準備と撤収に関しても、前年に比べて参加団体の皆さんからも格段にお手伝いしていただける方が増え、時間も予定していた時間より半分以上短縮して終えることができました。

様々なイベントが行われる今日この頃。
行政主導のイベントも多いですが、民間主導のイベントも多くなってきています。
更には、協働して行っているイベントも増えております。
そういったことで、長岡市に賑わいが生まれ、人が集い、交流できる場ができているのです。
ぜひ、イベント名だけでなく、どんなところがイベントの運営をしているのかを感じて頂けると主催している皆さんもきっと嬉しく感じると思います。

【たかはし】

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