2016.01.27

【今日どう?通信】 苦手なことも周りの助けでなんとかなる

私は、話すことが好きなのですが、とても下手で友人からはよく、「その話しっぷりでよく話す気になれるよね。」とか、「急に話しが終わってびっくりした。」とか、散々な言われようです。

最近の出来事や心境を聞いてほしくて一生懸命に話し、とても楽しいのですが、話していると雲行きが怪しくなり、言いたかったことを見失うこともしばしば。私だって自覚はあります。しかし、なかなかうまくいかないのです。

 

そして、日常的にこんなことを繰り返していると、数人での打合せや、少し改まったところでは、引っ込み思案になってしまい、話しに自信が持てず発言ができないという負のサイクルに陥ってきました。

 

しかし、打合せに参加しているからには、もっと議論に参加したいですし、「いやいや、私なんて、、、」と引っ込んでいるなんてもったいないとも思うのです。

そんなもどかしい気持ちを抱えていたところ、幸か不幸か仕事でも人前で話をする機会が増えてきました。仕事となれば逃れられません。当たって砕けろの気持ちで腹をくくり、試練に挑むことにしました。

 

話しの流れを入念に組み立てたり、イメージトレーニングをしてみたり。四苦八苦しながらも、言葉にして発することで、帰ってくるものがあります。意外と周囲が笑ってくれたり、面白おかしく話を拡げてくれたり、だまっていた時には知る由もなかった反応が励みとなり、なんとかやっています。

温かな周囲の助けから、自分一人で場をつくるのではなく、周囲との掛け合いがあってできる場もあると実感できました。このことに気が付けてからは、ぐっと気持ちが楽になりました。

 

自分だけでは解決が難しい課題があるときには、周囲に力を借りるという選択があってもいいのではないかと思います。その中で、発見があったり、学びがあったり、少しでも自分の自信につながって次に進めるということもあります。

 

何かやろうとしている人には、周囲は手を貸してくれるものです。そんな時のアドバイスや温かな言葉には、素直に耳を傾けることも大切です。きっと自分の力になってくれます。

私も、周囲の力になれるように、今は周囲からの助けを借りれるだけ借りて、話しのスキルを磨いていきたいと思います。

 

岩渕 直子

 

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