『長岡にコミュニティビジネスのパイオニアがいた!』
長岡市民なら何かのイベントで見たことのある『宮本村』の赤いのぼり。
イベントブースで、お馴染みの宮本ラーメンや焼きそば、かき氷などを食べたことのある人も多いはず。この『宮本村』、実は宮本地域の住民が出資して設立した「株式会社」です。
長岡市宮本地域では、隣接する青葉台ニュータウンや国営越後丘陵公園の整備を機に地元住民自らが地元を盛り上げようと平成2年に『株式会社宮本村』を立ち上げました。
社長を村長、以下の役員は助役、収入役、株主は村会議員とするユニークなコミュニティ会社です。
社訓ならぬ「村訓」は、
・笑顔で挨拶できる村
・若者が良い汗流す村
・先人の知恵が生きる村
・皆が住んでよかったと思う村
・希望に向かって次世代に翔く村
20年以上続く『株式会社宮本村』は、現在25人の従業員を抱え、「清掃部」「イベント部」「工事部」「農事部」「OA機器部」と、幅広く活躍しています。「地域や会社で困っていることは、何でもご相談ください。困った時の頼りになる宮本村!」を合言葉に、「まちづくり、まちおこしに役立つ活動を続けてゆきたい」と話す深見村長です。
きっかけがあったとはいえ、人の絆、地域への愛着、仲間との楽しみを第一にして来た地域だからこそ、ここまで続けて来られたのではないでしょうか。
人の温もりを感じる会社です。
「村長!これからもよろしく!!」
渡辺美子