「お盆に盆踊り」

お盆も昨日で終わり。みなさんはどんなお盆を過ごしましたか？
お盆になると、盆踊りや地域のお祭りがあちらこちらでやっていましたね。

私の小さいころも町内のお祭りがあったのに、お祭りを運営する町内の若手がいなくなったという理由でなくなってしまいました。

本当にさみしいですよね。でもそんな話は最近本当によく聞きます。
そんな中、１３日に親戚の町内の盆踊りにはじめて子どもを連れて行ってきました。

そこでは、若手もこどもも、おじいちゃんもおばあちゃんも、みんないきいき町内の夏祭りを楽しみ、それぞれの役割を本当に楽しんでやっていて、普段はそこに住まない帰省中の人も融けこめるあたたかさや地域の力を感じました。

地域のお祭りは「地域の人が難儀して大変だ！」なんて昔は思っていましたし、そんなイメージがすごくありました。
でもこのお祭りに参加して「地域の祭りは地域の人が楽しむからみんな楽しい」に変わりました。

きょうどうを皆さんに伝えるお仕事にかかわり、じつは大変なことでも、人って「出番・役割・頼られる」ことはとっても嬉しいこと。
そして、それをきっかけに新たな人のつながりができたり、また頼られたくなったり、それが楽しい思い出に変わる。

「大変なことをお願いするのは申し訳ない」ではなく「大変かもしれないけどあなたの力が必要です」とお願いする。きっとそんな声掛けでこのお祭りはずーっと続いているんだなぁ。

きょうどうは役割をお願いすることなのかも。

太田道子