【オリンピックに見る協働のカタチ】
まだ残暑厳しい暑さが残っておりますが、今年の夏はスポーツが特に熱かったですね。
高校野球と4年に1度開催されるオリンピック。寝不足になる人も続出していました。
リオオリンピックで獲得した日本のメダル数は41個で史上最多を更新しました。
その背景には、多くの人が関わっています。今日は、そんなオリンピックに関わっている人にスポットを当ててみたいと思います。
○選手たちの協働
卓球団体、体操男子団体、陸上競技・男子4×100mリレー…
団体での活躍が感動を生みました。
特に私が感動したのは、体操男子団体。
内村選手は体操男子団体での金メダルにこだわりを持っておられました。
しかし、チームは序盤からミスが相次ぎ、内村選手自身も鉄棒で落下して、予選は4位。
決勝では、更にチーム一丸となってミスを帳消しにし、怒涛の追い上げをしての金メダル。
この勝利は、内村選手1人の力ではなく、同じ夢を追い求めたメンバーが一丸となってつかんだものです。
同じ夢に向かい、『けなし合うのではなく、補い合いながら』夢を現実にするそのチカラはまさに協働。
○選手とコーチの協働
史上初のメダル獲得の偉業を達成したカヌー競技日本代表の羽根田選手。
そのコーチは、もともとチームメイトだったスロバキア人の方でした。
コーチの経験はなし。以来、スロバキアを拠点に五輪でのメダルを目標に二人三脚で歩んできました。
無名の選手が無名の競技でオリンピックでのメダルを獲得することは並大抵のことではありません。
社会的な認知も協力も何もない中で、その『信頼関係』は協働に必要なことです。
そして、これから9月7日~18日までパラリンピックが開催されます。
更に4年後は、東京オリンピック&パラリンピック。
多くの海外の方が日本を訪れることでしょう。
大会の運営には、協働が欠かせないといわれています。
東京オリンピックは東京だけで考えるのではなく、日本のチカラが試されます。
地方である我々長岡も自分事として考える必要があるのかもしれません。
夢とロマンを求めて今日から協働!