コライト

日付:2017年12月24日
むすび隊コラム

【むすび隊 中之島地域】 ねこは ねこでも、、、

中之島に引っ越してきて7年が経とうとしています。我が家のこどもたちにとって、生まれ育ち、地元となるこの中之島にも、いろいろな地名があり、またそれぞれに由来があるようです。

中之島には、「狐興野」「猫興野」と動物名の入った地名がいくつかあります。狐や猫が多かったのでしょうか。その真相を探るべく、地に詳しい方にインタビューさせていただこうと、中之島の山崎酒店さんにお邪魔しました。

お店のご主人にお話を伺うと、これまで中之島では水害が多かったことや、現在3校しかない小学校が昔は8校もあるほど子供は多く、ただ食べて行くにも学校へ通うにも大変な時代でよその旦那様の家で仕事をもらい、代わりにご飯を食べさせてもらっていたなど、中之島の歴史について詳しく聞くことができました。

 

さて、地名については、さらにこの地に詳しい武田さんという方をご紹介くださるということで、すぐに連絡をとってみたところ、武田さんもなんともお優しい方ですぐに資料などを届けてくださいました。

いただいた資料には、狐興野も猫興野も江戸時代(年号 慶長)に開発され、もう400年余の歴史があるようです。気になる地名について、「興野」というのは新開発を意味し、慶長年間以降に開発された村に使われることが多いようです。「狐興野」は、想像通り、狐またはタヌキが出没する未開地であったことからその名がついたそうです。

ところが、「猫興野」については、「木の根を掘り起こして拓いた村」とあり、根っこがいつしか猫に変わった説が記されていました。猫興野橋の近くで、猫を見かけることもあるのでてっきり昔から猫が多かったのだと思っていましたが、どうやら由来は別のところにあったようです。

年末年始のお忙しい時期にインタビューに応じて下さった山崎酒店ご主人とご家族の皆様、突然の依頼にも関わらず資料提供や相談にのって下さった武田さんに、この場を借りてお礼申しあげたいと思います。本当にありがとうございました。今回、皆様にお世話になり、人がつながり、視野を広げることができました。新しい地の開発を夢みて「興野」などの地名をつけた方々の気持ちが少しわかるような気がしました。

 

【著者プロフィール】

おおた けいこ
生まれ・育ち:三条、長岡、中之島周辺
得意なこと:幼稚園での絵本読み聞かせ

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