2015.04.17

【むすび隊 越路】住民主体の行事で地域文化を守る!

むすび隊・越路支部の白井です。
今回は私の地元・長岡市越路にある「神谷」の春の行事をお伝えします。

神谷では毎年、春のお祭り(神谷神明社春期大祭)と地域住民の方々で行う観桜会、
そして区民の田んぼでの田植えが開催されます。

春のお祭りは地域によって色々でしょうが、神谷では神事を厳かに執り行うのが専らです。
その替り秋のお祭りは大はしゃぎですが(笑)

その、神事を中心に執り行うのは神主さん。
そして「年行事」という神社の氏子衆が執り行います。
神谷を3つのエリアに分けて各エリアの班で体制を作ります。

越路2

観桜会の方は神谷の青年団を中心とした「兄会」が主催して、
地域の住民の世代を超えた交流の場を提供しています。

会場では、神谷の中心を流れる須川の土手に、住民から提供いただいた大きな鯉のぼりを幾つもたなびかせる・・・神谷の春の空を飾る風物詩となっています。

もちろんそこには素晴らしい桜と美味しいお酒があるのは言うまでもありません。

越路

そして最後に、神谷区民田んぼで田植え作業。
「さなぶりからいなばせまで」をコンセプトに地域が一体となって一年間、美味しいもち米を育てます。

このように、神谷では地域の住民が主体となって執り行う行事がたくさんあります。

昔ながらの里山文化ともいえる様々な活動を通して、地域活性の一翼を担っています。

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忙しい時代の中で、昔ながらの地域の在り方や、地域の横のつながりを忘れない・・

これが神谷という地域の素敵なところだと思います。

 

sirai

【著者プロフィール】
・名前 白井 健太郎(農業者)
・出身 長岡市越路地域
・得意なこと スキー、水泳、バスケ、ギター、お酒