このたび「むすび隊」に任命を受けました、長岡市新組地区の恩田富太です。
長岡市広域の皆さんと、ふるさと自慢のエール交換をさせていただきます!
新組地区は長岡市の平野部に位置します。
鉄道、バスなどの交通が整い、買い物、通学、通院にも施設も間近な、とても住み良い穏やかな旧農村地域です。 近年の圃場整備により、広がる美田の景観はいよいよ豊かです。
その田園風景を臨む大黒町農村公園には、平成24年に「北越戊辰戦争伝承館」がオープンしました。
実は1枚目の写真は、その伝承館のテラスから「八丁沖」と呼ばれる古戦場を眺めた風景なのです。
自分が生まれ育った田園風景が、かの「戊辰戦争」では全国でも最大級の激戦地だったというのですから驚きます。
伝承館の特徴は、長い戦闘により甚大な被害に遭った、農村の歴史を記していることです。
全国的にも珍しい郷土史資料館かと思いますが、これが長岡の城下町の河井継之助記念館とリンクすることで、武士の歴史と農民の歴史の双方から、郷土史をより深めることになります。
司馬遼太郎の歴史小説「峠」のクライマックスには、長岡城奪還戦の舞台として当地が描かれており、伝承館は全国から歴史ファンの来場が絶えないほどの人気なのです。
歴史を語り伝える意義と共に、それを単なる昔話とせず、この先にどう活かすかを考える場が、北越戊辰戦争伝承館だと思っています。
北越戊辰戦争伝承館は、今年も「歴史館博物館めぐり」のスタンプラリーにも参加しています!
http://www.nagaoka-navi.or.jp/news/
長岡地域むすび隊
恩田 富太