突然ですが越路では９月になると田んぼ道でランニングをする人が急増します。

毎年１０月に開催されるこしじ秋まつり。内容はこしじ巴太鼓やダンス等のステージイベントを始め、無料の一万人なべ、物産販売等たくさんありますが、今回は昭和３０年に第一回が開催された地元に密着した歴史のある越路地域市民駅伝大会にスポットを当てたいと思います。今年で５８回目を数えます。越路地域を端から端まで延べ２４．８ｋｍの距離を８名（女子・壮年は１２名）でタスキを繋ぎます。沿道には家族や知り合いが多く、暖かい声援の中走り抜けます。ですのでランナーは少しだけ恥ずかしくなります(笑)。

参加資格は「中学生以上の越路地域住民または越路地域内職域従事者」となっている通り、地元の有名な酒蔵さんチーム、スポーツ用品メーカーチーム、越路の各地域チーム、中学校の部活動チームなど例年約５０チームが出場しております。企業チームは会社を、地域チームは地元を盛り上げるために頑張ります。私も地元の青年会チームで何度か走った経験があります。走る前は「筋肉痛だ」とか「もう歳だから」など、皆さん何だかんだと言っていますが、冒頭にお伝えしましたように意外と真面目に練習をして本番に臨みます(笑)。中には「健康の為」と進んで走られる方もいらっしゃいます。

毎年上位に入賞するのは中学生チームです。

そして大人の出場チームは越路じゅうの居酒屋さんで夜も盛り上がります。

　９月頃、田んぼ道でランナーが練習している風景は越路の風物詩なのです。見かけられた際はぜひ心の中で応援してあげて下さい☆

【著者プロフィール】
・名前　丸山 豊さん（農業者）
・出身　長岡市岩野（旧越路町）
・得意なこと　バイク、カラオケ、絵を描くこと、写真（始めたばかり）