2015.07.31

【むすび隊 三島】目指せ!「みしまんドリーム!」27年目を迎えた三島の誇り

はじめまして!旧三島町の脇野町に住んでいる大島健といいます。
三島地域の情報を中心に発信できたらと思っていますので、よろしくお願いします。

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三島地域では、毎年8月16日のみしま祭で、ノコギリを使っていかに早く丸太を切ることができるかを競う「全日本丸太早切選手権大会」が行われています。


切り落とす丸太は、小学生部門は直径20cm・女性と一般部門は直径30cmの長岡市産の杉の木。
使うノコギリは、珍しい二人一組用の両刃ノコギリ。
参加資格は、事前参加申込みは必要ですが、競技後の掃除をするためのホウキさえもってくればだれでもOK。

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一般の決勝戦は直径80cm以上もある杉の木を死に物狂いで切り争ってもらいます。
その対決に勝利した方たちが、豪華賞品と名誉が手にできるのです。まさに、みしまんドリーム!

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残念ながら昨年は突然の雷のため大会途中で中止となり、苦肉の策として急きょ賞品争奪じゃんけん大会となりました。
この日のためにコンディションを整えてきた選手の方には大変申し訳なく、一年間用意してきた実行委員としても泣く泣くの判断でした。

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何故この三島地域で全日本丸太早切選手権大会始まったのかというと。
三島地域の目席約6割を占める森林と、江戸時代から三島地域の伝統である脇野町鋸を使って何かできないか?と考えに考えを重ねてできたイベントです。
平成3年から開催されて今年の夏で27年目、昨年も県内外あわせて187組の参加がありました。
おかげさまで三島地域でなじみのイベントになっています。

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昨年はハワイのホノルルフェスティバルで三島地域の代表として全日本丸太早切選手権の体験会を行いました。
びっくりするぐらいの大盛況で、私たち実行委員は確かな手ごたえを感じました。
もうこれは、全日本丸太早切選手権大会から日米丸太早切選手権大会そして環太平洋丸太早切選手権大会さらには全世界丸太早切選手権大会も夢ではないと思っております。
あとは、東京五輪に間に合うかどうかだけです。

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可愛いマスコット「みしまる太くん」も忘れてはなりません。
三島地域にある「蓮花寺の大杉」の精で、樹齢は約1300歳。丸くて大きくて柔らかい頼りがいのあるマスコットです。
ただ、動き回るのはちょっと苦手です。なので一緒に丸太早切をするときは相方の頑張りが必要になります。そこがまた可愛いです。
「みしまる太くん」は全日本丸太早切選手権大会以外のイベントにもフットワーク軽く参加していますので、皆さん可愛がってくださいね!

 

今年の大会開催日、8月16日は日曜日ということもあり参加者受付開始から1週間で180組の定員が埋まるという嬉しい事態に。
参加受け付けはもう間に合いませんが、その迫力を体験しに是非選手たちを応援に遊びに来てください。
大会のお手伝いしてくれるボランティアさんは絶賛募集中ですのでよろしくお願いします!

 

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【著者プロフィール】
・大島健 (有)大島鉄工所
・全日本丸太早切選手権大会副代表
・生まれも育ちも 長岡市脇野町
・得意なこと 美味しいものを美味しく食べること