去る3月26日に、栃尾刈谷田中学校にて「とちお夜のランプ祭り」が開催された。
当日は晴天に恵まれて、7000個の明かりに灯された刈谷田中学校に、栃尾内外から大勢の人が集まり、寒空の下ランプの灯りを楽しみ、長岡出身で「超耕21ガッター」の主人公としてもおなじみのフォークデュオ「ひなた」の歌声に耳をすませた。
元々とちお夜のランプ祭りは刈谷田中学の生徒が、人口減少で寂れていく地元栃尾を少しでも明るく、元気にできればと企画して、昨年長岡市が主催した「ながおか仕事創造アイデアコンテスト」で見事最優秀賞に輝き、ながおか・わかもの・しごと機構の主催で実施されることになった。
今回のイベントは刈谷田中学の生徒、卒業生で現在長岡造形大学に通う学生、そして栃尾の地域おこし団体「なじですかぃ」など多くの方々により準備が進められて、また地域外からも100万人のキャンドルナイト@与板からLEDろうそく入れるビンを、雪しか祭りからキャンドル用のカップとキャンドルを借りるなど地域外からも多くの協力をいただいて行われていた。
イベントに参加した方からは「来てみたら想像以上の多くの明かりに驚いた」「ぜひまた開催してほしい」「栃尾でこんなイベントができるなんてすごい!」という声が聞かれた。
刈谷田中学の生徒の想いを、大人たちが手を貸すことで具現化された今回のイベントは、栃尾の夜に確かな明かりを灯していた。
【著者プロフィール】
・名前 刈屋 高志(農業者)
・出身 生まれ東京都小平市⇒白根市(現新潟市南区)⇒長岡市栃尾地域
・得意なこと 中国語