長岡市内で活躍する、市民活動・地域活動をスタッフがピックアップしてご紹介。今回は、寺泊地域郷本地区の寺泊シーサイドマラソン給水ボランティア(郷本)について取材してきました。さわやかな潮風とともに駆け抜ける!「寺泊シーサイドマラソン」で、発揮されている市民のチカラをご紹介します。
▶寺泊の本郷地区では、地域の有志が寺泊シーサイドマラソンの際に、活躍されていると聞きました。どんなことをしているのでしょうか?
郷本地区の「郷本」と「七ツ石」の2箇所で給水ポイントを設けています。当日に水、スポーツドリンク、バナナなどを選手に配るほか、住民が持ち寄ったお菓子や飴などをふるまっています。
▶活動を始めたきっかけを教えてください
マラソンコースが今の出雲崎方面に走るものに変更して始まったのだと思いますが、「せっかく自分たちの地域を走るのだから応援しよう!」と有志が立ち上がったのがきっかけです。
▶どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
郷本、七つ石でそれぞれに有志が集まってやっています。集落の大人だけでなく子ども達も手伝ってくれて郷本では10~20名くらいになります。
▶ランナーからはどんな反応がありますか?また、活動をしてみての感想も聞かせてください
小さい子がランナーに水などを手渡しすると、やっぱり喜んでもらえますね。知っている方が走っているのを応援するのも元気がもらえます。
これまでゲストランナーが郷本の方まで走ってくることはなかったのですが平成27年度には「エリック・ワイナイナ選手」が走ってきてくれてうれしかったです。「やっぱり違うなー」とみんな驚いていました。
▶今後の活動を教えてください
続けていくことが一番だと思います。郷本地区は16戸の小さな集落ですが、まとまりがある地域です。春先の道普請や春祭り、秋祭り、復活させた塞ノ神など行事も続いています。目の前に海が広がり、夕日が沈むのを見られるこの地域で、できるかぎりやり続けていければと思います。
また、寺泊シーサイドマラソンの給水ボランティアは、郷本の他に4ヶ所あります。
寺泊シーサイドマラソン給水ボランティア(郷本)は、らこって2016年11月号に掲載されています。