長岡市内で活躍する、市民活動・地域活動をスタッフがピックアップしてご紹介。今回は、日本におけるビール醸造の創始者、中川清兵衛の偉業を多くの人に知ってもらいたい!と活動する、中川清兵衛敬慕会を訪ねました。
▶どんなことをしている団体ですか?
与板出身で日本におけるビール醸造の創始者である、中川清兵衛の偉業を多くの人に知ってもらい、文化歴史の側面から与板の地域活性化につなげています。「与板☆中川清兵衛記念BBQビール園」のオープンに際しては、中川清兵衛ののぼり旗を設置したり、記念コースターを配布したりとPR事業に取り組みました。また平成28年10月1日にはエビスビール記念館の端田館長による講演会を開催しました。
▶活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください
平成28年7月30日の「与板★中川清兵衛記念BBQビール園」期間限定オープンに先だって、同年の6月に設立しました。ビール園ができるまでも、平成12年に当時の与板町歴史ボランティアガイド会で中川清兵衛を称える石碑を建立し、その除幕式としてスタートしたビールフェスタがその後、年々開催されるごとに地域に根づいていました。今回のビール園オープンを機に、中川清兵衛を称えるメンバーで与板の交流人口拡大を図るために中川清兵衛敬慕会を組織しました。
▶どんなメンバーで活動しているのでしょうか?
商工会議所のまちづくり委員や観光協会などから中川清兵衛を称える有志、19名が集まって活動しています。
▶嬉しかったことを教えてください
ビール園にはオープン期間中、占めて約6000人もの方が来てくれました。想像以上の人出に驚いていますが、それだけの方に与板の歴史文化に触れてもらい嬉しいです。
▶今後の活動を教えてください
与板に他地域から多くの人が訪れるきっかけが出来たのだから、その人たちがもっと与板の街なかに出て回遊するような仕組みを考えています。始まったばかりのビール園はまだまだ進化の余地があります。各所と連携しながらもっと多くの人に与板の歴史文化に親しんでもらいたいです。
偉人の活躍を、地域の活力につなげて 中川清兵衛敬慕会は、らこって2017年1月号に掲載されています。