2017.04.24

団体PichUp!<水道タンク友の会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は長岡のシンボル、水道タンクに親しむ機会をつくろうと活動する「水道タンク友の会」さんからお話を伺いました。

 

どんなことをしている団体ですか?

長岡市のランドマークともなっている水道タンク(旧中島浄水場)。この歴史的・文化的な価値に着目し、次世代に継承するとともに地域づくりの拠点と位置付け、活動しています。

水道タンクのある水道公園内のボランティアガイドや、子どもの喜ぶ場をと2009年から続けている「水道公園子どもフェスティバル」の開催などをしています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

地域の老人クラブを前身として、当会が設立されたのは平成23年。もっと市民に親しんでもらい、足を運んでもらいたいとの気持ちから活動を始めました。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

会員は60人弱で、イベントなどの手伝いに来てくれる人は15人前後。見学に市内の学校が来ることもあるのですが、ボランティアガイドを行なえる人はまだまだ少なく、人材が増えてくれればと思います。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください

活動を続ける中で、少しずつでも確実に水道タンクの存在が広がっていることを実感できることが嬉しいです。若い人たちによる「サンセットタンク実行委員会」が数年前に組織され、若者ならではの視点から水道公園を活かした催しを開いていますし、ミュージックビデオなどの映像作品の舞台として利用されることも増えました。

 

◆今後の活動を教えてください

平成29年で水道タンクは90周年を迎え、それを記念してフォトコンテストを開催します。90周年を一つの活動の節目にしていましたので、これから先のことはまだ考えられませんが、とにかく水道タンクが末永く長岡市民から愛されてくれればと思います。もともと老人クラブが前身だっただけに構成員の高齢化が目立ち、いつまで会を続けられるかは分かりませんが、出来る限りは続けていくつもりです。

 

 

「赤屋根のシンボルを次世代へ継承」 水道タンク友の会は、らこって2017年4月号で紹介しています。