2017.04.27

長岡企業のソーシャルアクション!【株式会社パートナーズプロジェクト/未来づくりユニット】

地域活動を支える企業をご紹介!

地域貢献で内部コミュニケーション活発化 ― 未来づくりユニット

 

▶企業の概要を教えてください

株式会社パートナーズプロジェクトは、中小企業に関する経営上のニーズに、ワンストップサービスで答えることを目指し、弁護士、税理士、社会保険労務士、中小企業診断士、司法書士、弁理士、デザイン事務所、メンタルマネジメント会社などがネットワークを組み運営している法人です。地域密着型をモットーに、お客様の信頼を第一に考え、多面的に専門性を活かして地元企業をサポートしています。

 

▶どんな取り組みをしていますか?

各事業所の横断的組織である「未来づくりユニット」というチームを立ち上げ、地域貢献活動を行なっています。平成27年11月には、宮本町にある雪国植物園で雪割草の植え付け作業を行いました。また、今年平成29年2月には長岡赤十字病院での車椅子清掃のボランティアを実施。車椅子の汚れやすいポイントなど、説明を受けながら、メンバーにとってなかなか触れる機会のない車椅子を相手に汗を流してきました。

普段の仕事では、専門的な業務に個々で当たることが多いですが、「未来づくりユニット」の活動では、ボランティアの受入先との会話も大切にしながら、みんなで作業に取り組んできました。


 

▶活動を始めたきっかけ、これまでの歩み、目的を教えてください

そもそも、社内コミュニケーションを目的に立ちあがった「未来づくりユニット」。主に所属企業全体が参加するバーベキューイベントを企画し、毎年行ってきました。回を重ね恒例イベントとして定着したこともあり、更なるステップアップを目指し、法人のモットーである地域密着型を具現化しようと、地域貢献活動をスタート。仕事とは違った視点で地域に触れる機会は、メンバーに新たな発見を与えています。


 

▶どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

「未来づくりユニット」は、各事業所から選出の活動組織であり、現在は6名のスタッフです。

 

▶周囲の反応や、やっていてよかったこと・大変だったことなどを教えてください

ボランティアをしてみて感じたことは、受け入れ先から感謝の言葉を掛けてもらえることの嬉しさです。やりがいを感じました。長岡赤十字病院のボランティア受け入れ担当の方からは、車椅子清掃の他にも、看護師補助や絵本の読み聞かせなどで活躍しているボランティアもいると教えてもらい、様々な関わり方があることを知りました。

実際に活動をすることで、色々な立場の仕事を知る機会にもなっています。車いす掃除の大変さもよくわかりました。こうした経験は、仕事でもお客様との話題になったり、視野の広がりを感じています。


 

▶今後の展開を教えてください

地域の特色をもっと感じられるように、これからも続けていきます。それと、今後は社内の多くの人を巻き込んで行きたいと思っています。実際に一度やってみるとボランティアする側にも得ることがたくさんありました。「未来づくりユニット」で活動の機会を作ることで、気軽に地域と関わる価値観を共有していきたいです。
数年掛かりになるかもしれませんが、いつか90人近い社員総出で活動できる日がくるといいなと思っています。

 

 

「企業のソーシャルアクション」は、らこって2017年4月号で紹介しています。