2017.05.31

団体PichUp!<竹之高地同友会>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、太田地区にある竹之高地地区で、旧住民や地域外の人たちが地域づくりに取り組む「竹之高地同友会」さんからお話を伺いました。

 

 

◆どんなことをしている団体ですか?

竹之高地同友会は、11月にそば祭りを開催しています。そばは、耕作放棄となった農地を借り、そばの実栽培から取り組んでします。農地がたくさんあるので、薬味のネギや、参加者の好きな野菜も育てています。

そば祭り当日におそばを食べに来る人がメインですが、そばの実を育てるところから一緒に参加してくれる人もいます。

 

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

2004年に発生した中越大震災をきっかけに地域を離れる人が多く、町内会を解散。住まいを移しても田畑に行き来する旧住民で組織するまほろばの会や、三俵の会という地域外から竹之高地に通い米作りを行う団体が訪れている竹之高地です。この地域内にある不動神社にも参拝客があり、日中行きかう人のいる地域。まほろばの会と三俵の会を中心とした、ここに集う人たちで町内会に代わる団体「竹之高地同友会」を立ち上げ、地域の維持のために活動を始めました。

 

そば栽培は、10年近く続けています。はじめは、畑の土地を借りている地権者へお礼として、そば粉や粟を送ってきたんですが、2015年から会員制にして、種まき、そば刈り、そば祭りを始めました。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

竹之高地地域に田畑作業に通う旧住民と、地域外から米作りに通う三俵の会で「竹之高地同友会」を運営しています。この地域を応援してくれる人からも会員になってもらい、支えてもらっています。

 

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったこと/大変だったことなどを教えてください

そば祭りを開催して、200人近い人が集まってくれることもあり、うれしい限りです。本当にたくさんの人から楽しんでもらっています。

そんな中で主催者の自分たちは、そばにありつけず、、、ということもありました。「それではいけない、やるからには自分たちも楽しまなくては!」と、作業分担に気を付けたり、祭り後もそばを食べる機会を作ってゆっくり味わうこともしています。
みんなが集うことで、地域が続いていることを実感する日々です。楽しむことを大切に取り組んでします。

 

 

◆今後の活動を教えてください

もっともっとそば好きに集まってほしいですね。徐々にですが、スタッフも増やしていきたいです。取り組みを始めて10年経ち、メンバーも年を重ねています。畑仕事などを一緒にしてくれる人を増やしていきたいです。