2017.08.16

団体PichUp!<特定非営利活動法人子どもの虐待防止ネット・にいがた>

長岡市内で活動する団体を訪問!今回は、市民目線で子どもを虐待から守る「特定非営利活動法人子どもの虐待防止ネット・にいがた」さんからお話を伺いました。

 

◆どんなことをしている団体ですか?

子どもを虐待から守るために、学校・幼保・企業などでのセミナーや親向けの講座など、各種啓発・子育て支援活動などを行っています。子どもを虐待から守るには当事者や専門家のみではなく、広く地域の人々が知識を得る必要があるので、理解を広める活動を続けています。

 

◆活動を始めたきっかけ、これまでの歩みを教えてください

子どもの虐待問題に関心のある市民が集まり、市民の目線から「虐待防止」の視点で自分たちに何ができるのかを考え、学習し啓発活動をしようと平成14年に任意団体を設立し、平成18年にNPO法人となりました。設立した当時は「児童虐待」という言葉すら見聞きすることが少なかったので、今となっては時代の変化を感じます。

 

◆どんなメンバーで活動しているのでしょうか?

PTAの友人同士を中心に活動を始め、現在は40人ほどがNPO法人の正会員となっています。子育て中、もしくは子育てがひと段落ついた主婦の方々が主なメンバーです。

 

◆周囲の反応や、やっていてよかったことを教えてください

普段深く考えることの少ない自分の子育てを改めて見直して「楽しかった」と感じてくれる参加者が多いです。出会った親御さん達が自分にあった子育てに気づき、自信を得た姿をみると私たちも力を貰います。

 

◆今後の活動を教えてください

子育て最中の方はもちろん、子育てがひと段落した方はその経験を若い方に伝えて欲しいですし、子育て前の方も事前に知識として知っていた方がいざというときの対応が違ってきますので、幅広い年齢層の方々に活動へ加わってもらいたいです。

 

 

 

「市民目線で子どもを虐待から守る」特定非営利活動法人子どもの虐待防止ネット・にいがたは、らこって2017年8月号で紹介しています。